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お口の機能の鍛え方とポイント

こんにちは。歯科衛生士の中村です。
今回は、「お口の機能を自分で鍛える方法」についてお話していきます。
噛んだり、飲み込んだりする力が低下すると、食事がしづらくなり、やがて心身の健康にも影響が出るようになります。
毎日を元気で過ごすために、お口の機能を自分で鍛えてみましょう。
飲み込む力をアップし、嚥下障害を防ぐためのトレーニング
①姿勢と深呼吸
リラックスして深く腰掛けましょう。
お腹に手をあててゆっくりと深呼吸します。
②肩の体操
肩をゆっくり上げて、ストンと落とします。
そして、両手を頭の上にあげ、ゆっくりとおろします。
2回ずつやってみましょう。
③首の体操
首をゆっくり前後や左右に倒しましょう。そして、ゆっくり回しましょう。
④口の体操
大きく口をあけ「あー」閉じて「んー」と「いー」と「うー」の口の形をします。
⑤頬の体操
頬をふくらませたり、すぼめたりしましょう。
⑥舌の運動
舌を前後や左右に動かしましょう。
舌の先で左右の頬の内側や唇の内側を2、3回押しましょう。
最後に、ぐるりと頬と唇の内側を右回り、左回りに2周します。
⑦発声練習
パタカラやララリリルルレレロロを繰り返しましょう。
⑧咳ばらい
胸を軽く押しながら、エヘンと咳ばらいをしましょう。
お口の機能を鍛えるポイント
①噛む力をつける
食事の時は一口で30回以上噛むことが大切です。
右と左で各10回、両方で10回を目安に意識して噛みましょう。
②飲み込む力をつける
舌をほんの少し出したまま、つばを飲み込みます。
③お口の中を清潔に
歯磨きはもちろん、歯がない部分も粘膜ブラシで歯ぐきや舌をみがきましょう。
入れ歯は専用の洗浄剤や歯ブラシを使用し、毎日欠かさずお手入れしましょう。
まとめ
・口が乾いてパンが食べづらい。
・食事中むせることが増えた。
こんな症状があったら、お口の機能が衰えているかもしれません。
お食事前のトレーニングをしてみましょう。
(planetDentalXより画像一部引用)
八王子・西八王子の歯医者 レイス虫歯クリニック
歯科衛生士 中村