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虫歯になりやすい時期と、健口寿命について

こんにちは、歯科衛生士の中村です。
今回は『虫歯になりやすい時期と健康寿命』についてお話します。
年齢による口腔内、生活環境の変化によって虫歯のリスクは変動します。
お口の中の健康を維持して、健口寿命を長くしていきましょう。
虫歯になりやすい時期
各ライフステージにおけるリスクを知って、虫歯の予防を心がけましょう。
乳児期〜幼年期:お子さんの虫歯予防には、歯の溝を塞ぐシーラントやフッ素が効果的です!
乳歯が生え始める
・離乳食が始まる
・未成熟なエナメル質(乳歯)
乳歯が生えそろう
・唾液などから虫歯菌が感染しやすい
・親と同じものを食べ始める
学童期〜思春期:生活環境や食習慣の変化で、虫歯になる確率が高くなります!
永久歯が生え始める
・未成熟なエナメル質(永久歯)
・乳歯と永久歯が混在した凸凹な歯並び
・自分で歯磨きをするようになる
・仕上げ磨きの卒業
永久歯が生えそろう
・お小遣いで買い食いができる
・部活でスポーツドリンクを頻繁に飲む
・成長ホルモンの変化で歯肉炎が増える
成人期、妊娠期〜高齢期:これまでの生活習慣や歯のケア不足が原因で、歯の喪失率が高くなります!
歯質が成熟する
・忙しく歯医者に通う時間がない
・タバコやお酒を飲み始める
・治療した歯が再び虫歯になりやすい
・唾液分泌量の低下
歯質の衰えがみられる
・歯肉が下がり歯の根がみえる
・生活習慣病が増えやすい
・唾液分泌量の低下
健口寿命について
健口寿命と聞いたことはありますか?
健口寿命とは、ご自身で何でも噛めて、美味しく食事ができる期間を健口寿命といいます。
また、健康寿命とは、介護なしで生活できる期間のことを言います。
平均寿命と健康寿命では差があります。
ですが、健口寿命と健康寿命は差がほとんどありません。
自分の歯でしっかり噛むことで、健口寿命を伸ばし、健康寿命を長くしていきましょう。
まとめ
ご自身のリスクは、どうだったでしょうか?
ライフステージごとのリスクを知ることで、虫歯を予防をしていきましょう。
また、いつまでもおいしい食事が楽しめるように、定期検診で虫歯のチェックや、クリーニングをして、健口寿命を延ばしていきましょう。
(Planet Dentalxより画像一部引用)
西八王子・八王子の歯医者 レイス虫歯クリニック
歯科衛生士 中村