症例紹介
カテゴリー:
歯髄保存療法
部分断髄を行いダイレクトボンディングで修復した症例

症例情報
年齢 | 26 |
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性別 | 女性 |
治療内容 | 歯髄保存療法 部分断髄、ダイレクトボンディング |
期間 | 1日 |
治療回数 | 1回 |
費用 | 歯髄保存療法 部分断髄:44,000円 ダイレクトボンディング:44,000円 |
治療前の状態・主訴
他院にて銀歯で治したが、見た目が気になるとのとで、ダイレクトボンディングにて修復することとしました。
治療詳細
銀歯を除去していくと、既に歯髄(歯の神経)が露出しており、セメントで覆われていました。
術前の診査、マイクロスコープでの歯髄の状況の観察から、歯髄は部分壊死をしている状態であると判断し、バイオデンティンにて部分断髄を行い、ダイレクトボンディングで即日修復することとしました。
治療後の様子
歯髄の保存ができ、審美的にも満足していただきました。
主な副作用・リスク
歯髄保存療法が奏功しない場合、根管治療が必要となります
虫歯の取り残しなどの治療の不備はレントゲンなどでも分からないことが多いです
今症例は、以前の治療の際に既に歯髄(歯の神経)まで切削したものの、そのままセメントで覆われていました。おそらく、時間の経過とともに歯髄は完全に壊死してしまっていたであろうと想像されます。
こういったエラーは非常によくみられます。初期のタイミングで、質の高い治療を受けられることを推奨いたします。
以前の治療から時間があまり経っていないタイミングで処置できたため、まだ歯髄は部分的にしか壊死しておらず、歯髄を保存することができました。
また、バイオデンティンというバイオセラミック材を使用したことにより、即日での修復ができました。
こちらもご参照ください。
歯髄保存療法|レイス虫歯クリニック
八王子・西八王子の歯医者 レイス虫歯クリニック 院長 池田 洋之