歯科治療コラム

歯科治療コラム

今こそ口腔ケアが大切な訳

猛暑の夏も過ぎ去り、涼しい風が心地よい秋となりました。
こんにちは。歯科衛生士の和田です。

さて、厚生労働省が新しい生活様式を公表してから数ヶ月が過ぎました。レイス歯科クリニックでは、これからもより安心して歯科治療を受けていただけるようクリーンな環境を整えております。

・ご来院されましたらまず、入り口横の洗面所で手洗い後にアルコール消毒をお願いしております。
・患者様がドアノブに触れることがないよう、診療室入り口の扉の開閉はスタッフがいたします。
・個室診療室にお入りいただきましたら殺菌・抗菌作用のあるうがい薬でお口をすすいでからの診察及び治療となります。

当歯科医院での感染対策の取り組みについての詳細は、ホームページをご覧くださいませ。
https://www.reis-dc.net/2020/04/10/2971/

新型コロナウイルスへの口腔ケアの可能性

連日、新規感染者数が報道されている新型コロナウイルスですが、高齢の方や持病のある方、免疫力の落ちている方などは新型コロナウイルスに感染後に症状が重症化しやすいといわれています。

未だ未解明なこの感染症は、重症化すると免疫機能が正常に働かなくなり、血管が詰まる血栓症や肺炎などの重篤な症状引き起こします。
重症化の一つ原因として、新型コロナウイルス感染後にウイルス性肺炎を発症して弱った肺が、その後細菌性肺炎に感染することが挙げられています。

そして歯周病菌が細菌性肺炎の発症に関与している可能性があります。

医療や介護の現場では、誤嚥性肺炎の予防に効果的な口腔ケアへの積極的な取り組みが行われています。
毎年、肺炎が日本におけるの死亡原因の上位となっているのは皆さまご存知かと思います。
また、口腔内の細菌は血管に入り込み、血液とともに全身を巡ります。
近年では歯周病菌が誤嚥性肺炎の他にも様々な病気に関与していることが研究により明らかになっています。

口腔ケアでお口の中を清潔にすることが、新型コロナウイルス発症後の細菌性肺炎による重症化のリスクを軽減する可能性があるのです。

インフルエンザ予防にも口腔ケアを

秋の終わり頃から毎年インフルエンザ流行期となりますが、今後、新型コロナウイルスの感染拡大の波にインフルエンザウイルスの流行が重なることが懸念されています。

2つのウイルスに同時感染した症例もすでに報告されていますが、単独での感染と比べて合併感染が重症化するのかどうかは、まだ分かっていません。
インフルエンザウイルスの感染予防には、ワクチン接種、手洗い、うがいなどが重要なのは広く知られていますが、口腔ケアがインフルエンザ発症率を低下させることはご存知でしょうか?

歯科衛生士による専門的口腔ケアと通常の歯磨きを行なった場合のインフルエンザ発症率の比較では下のグラフのような研究結果が出ています。

歯科衛生士による専門的なケアでインフルエンザの発症率はなんと10分の1にまで減少しています。口腔ケアと新型コロナウイルス発症率との関係性についてはまだわかっていませんが、ご自身での歯磨きと『歯科衛生士による専門的口腔ケア』を合わせてることでの感染予防の可能性はあるかもしれません。

 

八王子レイス歯科クリニックのコラム説明 歯科衛生士による専門的口腔ケアのインフルエンザ発症率の低減のグラム

日本大学歯学部細菌学講座/総合歯学研究所 生体防御部門より

*日本口腔保険協会のHPより引用

まとめ

新型コロナウイルス感染拡大の第2波が心配されている中、感染の予防や症状の重症化を防ぐという観点から、口腔ケアの可能性について考えてみました。

歯科衛生士による専門的な口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防に効果的なだけでなく、インフルエンザ発症率を低下させる効果があります。

また新型コロナウイルスの感染予防や発症後の細菌性肺炎による重症化のリスクを軽減する可能性があります。

新型コロナウイルスの感染拡大の収束がいつになるのか分からないなか、インフルエンザウイルスの流行期を控えた今こそ、ご自身でのセルフケアと歯科衛生士によるプロフェッショナルケアの二つを合わせた口腔ケアが大切なのです。

 

八王子・西八王子の歯医者 レイス歯科クリニック 歯科衛生士 和田

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